モラハラ 共依存

モラハラと共依存について

モラハラをしてしまう側の加害者や、される側の被害者の中には、お互いに共依存におちいってしまっているケースもあります。

 

共依存というのは、被害者と加害者がお互いに依存し合っている関係のことを言います。例えば、昔の典型的な亭主関白の夫婦の場合に多く見られます。「お前の飯はまずい!作り直せ!」怒鳴る夫は完全にモラハラなのですが、妻は「はいわかりました」と快諾してしまうことも多いです。そして、逆に妻の方が「何か言ってもらわないと不安になる」というように、精神的に夫に依存してしまうことも多くなるのが、亭主関白の家庭です。

 

このように共依存は、お互いが悪い方向に依存している状態で、離れられない関係になってしまっていることを言うのです。言ってみれば、2人にしか理解できない閉ざされた関係です。

 

被害者が共依存から抜け出すには?

モラハラ被害者がそこから抜け出すためには、自分のアイデンティティを見つけることが必要です。交友関係を増やしたり、趣味を多くしたり、サークルに参加したり、飲み会に出掛けたりするなど、外界との関わりを増やしていくことで抜け出すことができます。また、自分たちの関係を他人に話して、正常な関係かどうかを客観的に判断してもらうことも重要です。

 

共依存になっている場合、抜け出すのは容易なことではないので、専門家のサポートが必要となることもあります。

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